財務塾の開設に寄せて。

2017/02/20

【財務塾 東京講座開設のお知らせ】

このたび、中小製造業の経営者や後継者が財務を実践的に学ぶ塾を東京で開設するに至りました。

弊社は今年で会社設立10年を迎える節目の年。銀行員からベンチャー企業に転身し、急成長企業における財務担当者として無担保で10億円を超える金融機関からの資金調達。且つ経営企画室長としてM&Aや新卒採用などの会社全体に関わる業務を統括してきたこと。その後のコラボレックス設立。設立間も無く起きたリーマン・ショックを乗り切るため、中小製造業に特化した販路開拓支援事業を開始した経験。

そして、今に至る全国的な製造業経営者との繋がりの中、自分が歩んで来た財務の専門的な道を体系的に伝える方法はないかと考える中、実践的に学べる場としての【塾】を運営することは製造業の業界のお役にも立てるのではないかと考えました。

しかし、個々の企業経営者が置かれた状況は、10社あれば10社全部が違うのも事実。

且つ、何度も企業の後継者向けに財務に関する講演を行ってきた中で感じたことは、多くの経営者の頭の中で「経理」と「財務」という異なる概念の境界線が、いまだに曖昧であること。

そのことで、中小企業にとって望む望まざるに関わらず避けては通れない金融機関との交渉現場で、双方が噛み合わない現実を何度も見てきたこと。

交渉とは、双方が一定レベルに到達した中で行われることで、より一層実効性が上がるとの信念もあります。これからの中小製造業は、経営者が財務という概念を知り、企業経営の場で実践できるようにすることが重要だと思っています。

製造業における事業承継とは、技術を承継するだけではなく、親の世代から引き継いだ決算書の中の数字とも向き合わねばなりません。
むしろ、会社の基盤がある程度完成されている場合、後継者が会社の決算書を今風に言えば、3D(3次元)で観れるようになると、一気に会社全体における問題点を浮き彫りにし、問題解決への具体的な道筋が見えるようなり、それが事業承継の一番の近道になり得ることも知って頂きたい。

限られた時間の中で実践的な学びに昇華させるには少人数制を取らざるを得ないとの結論に至りました。

そうした思いを近しい人に伝えたところ、複数名の経営者が賛同してくれて、塾として開始することができました。

塾名は、

【岸野流 実践銀行交渉塾】

自分の名前を冠したのは、自分の仕事に責任を持つこと。

僕はどこかの本で読んだような理論に何の価値も見出しません。理論は、経営の現場で実践できて初めて価値を生むと思っています。
塾名は僕の名前を冠していますが、決して我流ではなく、財務の本質とは何か、経営の現場で実践して来た経験に裏打ちされたものを受講される初の塾生の方に届けたい。

明日から、スタート。
10年前に創業した時のドキドキ感も蘇ってきます。

初の塾生の方々、頑張りますのでよろしくお願い申し上げます。

2017年2月20日
コラボレックス株式会社
代表取締役 岸野 浩通

カテゴリ: インターン その他 岸野流 実践銀行交渉塾