日刊工業新聞「わが友わが母校/同志社大学−コラボレックス社長・岸野浩通氏」

2012/01/06

徳島県出身の私は同志社大学商学部に入学し、「同志社阿波おどり連」に入った。“連”とは阿波おどりのグループのことだ。活動は毎年8月に徳島県の阿波おどりへの参加と学園祭での披露。連の会長は毎年4回生が務めていたが、私は3回生の時に志願して会長になった。

一緒に踊り、杯を交わした仲間とは本当に仲良くなれる。そこで連の会員を増やそうと徳島出身の学生に勧誘はがきを送ったりしていると、そのうちに「とにかく面白い」との評判が広がった。おかげで当初15人ほどだった会員は会長になって2年目に120人まで増え、この経験で人と人のネットワークの広げ方を学んだと思う。

1993年に大学を卒業して阿波銀行に勤めた後、07年に製造業の資金調達と営業活動をお手伝いするコラボレックスを起業した。独立した今でも同志社出身者との結びつきは強い。

エスケーエレクトロニクスの石田昌徳社長はゼミ、連とも一つ上の先輩になり、起業の際にもいろいろなアドバイスをして下さった。工業用ハンマーで高シェアを持つオーエッチ工業の清水義道社長が代表を務める「同志社東大阪リエゾン倶楽部」は、約30人の経営者と勉強会などをしている。親睦を深めようと11年8月に私の企画でメンバー10人と徳島で阿波おどりを踊った。清水社長には滝行の手ほどきも受けた。経営者としての精神力の強さを見習いたいと、1年半ほど前から始めた。月に一度の滝行で体が健康になったうえ、いざという時、瞬時に覚悟を決められる強さが身に付いた。

また同志社OBで最近、かわいがってもらっているのは製造業向けの生産管理システムを手がけるエクスの抱厚志社長。抱社長が昨年10月に立ち上げた「同志社OBビジネス交流会」は、若手経営者がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のフェイスブックを使い活発に情報交換している。抱社長とは一緒に日本の製造業を盛り上げようという志を共有している。